制作:東映東京制作所
放映日:昭和42年10月11日〜43年4月1日毎週水曜日午後7時30分〜8時(17話より毎週月曜日)
原作:横山光輝
連載:少年サンデー

≪はじめに≫
 OVA版のGRではイマイチ伝わらないジャイアントロボの本当の魅力はやはりこの実写版にしかない!というわけでネット上を徘徊し、集めた資料を自分なりに再構成してみました。まぁこればかりは見ないとわからないのでどうしようもないのですが・・・懐かしい〜と思う人がいればそれでいいです(^o^)

≪実写版ストーリー≫
 太平洋上で謎の遭難事件が発生。それを調査するためユニコーン機関日本支部の東十郎(U3)は船に乗った。そこで勇敢な少年、草間大作と出会う。 突然海中から出現した怪獣(ダコラー)に襲われ、船は沈没する。運良く無人島に漂着したものの、そこは地球征服を企てるギロチン帝王率いる悪の組織BF(ビッグファイア)団の秘密基地だった。捕らえられた2人はそこで、巨大な地球征服用ロボット(ジャイアントロボ:以下ロボ)を発見する。脱走した2人はBF団に追われるが、ロボを造らされていたDr・ガルチュアに助けられる。その時大作少年は偶然にロボの操縦機(腕時計型)に命令をしてしまう。Dr・ガルチュアはロボを破壊するため時限爆弾を仕掛け2人を逃がす。数分後大爆発が起こり基地は吹っ飛んだが爆発の衝撃で電子頭脳が動き出したロボは、最初に操縦機に声を記録した大作少年の命令通りに動くようになったのである。それを知ったギロチン帝王とBF団はロボの奪回と、地球征服の為に次々と怪獣や怪ロボットを送り込む。しかし大作少年の操縦するロボとユニコーンのメンバーの活躍によって計画は阻止されてしまうのだった。

そして最終回。
大作少年の暗殺計画にまで失敗したギロチン帝王は、遂に自ら巨大化してロボに挑む。しかしこれまでの激しい戦いでロボの原子力エネルギーが切れてしまい動く事が出来なくなってしまった。しかもギロチン帝王の体は核エネルギーの固まりであるためユニコーンも迂闊に攻撃する事ができない。まさに絶対絶命のピンチ!!その時突然ロボが動き始め、ギロチン帝王をつかみ宇宙へ飛び立とうとする。ロボには万一の時に備えて補助エネルギー装置がついていたのだった!ロボを止めようとする大作少年。しかしロボは命令を無視して宇宙へと飛び立ち、そのまま隕石へ体当たりをする。大爆発とともにすべては終わり、地球に平和が戻る。そしてラストナレーション「地球に平和が甦り、ギロチン帝王は滅んだ。そしてジャイアントロボは人々の目の前から消えた。だが再びこの地球に危機が訪れる時、我らのジャイアントロボはどこからともなく飛んで来てくれるかもしれないのだ・・・さようならジャイアントロボ、さようなら・・・」


≪ジャイアントロボ≫
身長:30メートル 体重:500トン
背中に2基のロケットエンジンを装備しマッハ17のスピードで飛行可能(バズーカにはなりません(^o^))
動力:原子力エネルギー(予備タンク付)

ジャイアントロボの必殺技


毎週お約束の必殺兵器「ロケット弾」だ!指先から無限に?発射される。
メガトンパンチ
メガトンって何トンよ?何となく強力なのはわかるけどね・・・
もちろんメガトンキックもあります。
後は毎回都合良く火炎放射とかレーザー光線とかいろんな所から隠し武器が出てきたような気がする。(十字架まで出るんだぜ!)

≪キャスト≫

草間大作(U7)(金子光伸)

船旅の途中でユニコーン機関の南十郎(U3)と出会い、偶然ジャイアントロボの操縦者となる。普段は普通の小学生として生活をしているが、事件が起きるとユニコーン機関日本支部の一員(U7)として、活躍を繰り広げる。素直な心優しい少年であり、機械であるはずのロボと、 いつしか心を通わせるようになるのだった。残念ながらこの作品以後役者をやめてしまい現在はごく普通に暮らしているとか。

腕時計型操縦器 :ロボはこの操縦器のマイクに一番最初に録音された声の命令通りに動くのだ。欲しかったなぁこれ。みんな1度は作ったでしょ?え?俺だけ?(コナン君の作者もきっとロボ世代に違いない・・・)
ジャイアントロボ(土山登志幸)
 ロボットのリアルな質感を出すために、FRP制のロボスーツは鉄スーザ以上の重量だったらしく、ウルトラマンなどとは全く違うあの重厚な動きは本当に重かったからなのかもしれない・・・後半ゴム製?になったらやたらとへこみが目立って安っぽかったがそれはそれで激しい戦いの象徴のようでもあり気にはならなかった。

南十郎(U3)(伊東昭夫)

ユニコーン機関日本支部情報部所属。常に U3大作と行動を共にする兄気分的存在。やたらと失敗が多いが、人情家で、憎めないので隊員からの信頼が厚い。バレー選手並に背が高かったのが印象的(当初この役は、キャプテンウルトラでジョー役を務めた小林稔侍氏が演じることになっていたらしい)

ギロチン帝王(?)

アンドロメダ星雲からやってきた宇宙人(ビッグファイア星人?)で、高度な科学力を持っている。体が核エネルギー(?) の固まりである。つまり爆弾ってことか?危ねえ・・・BF団の首領として部下を使って地球の征服をたくらむ。

ドクトル・オーヴァー(安藤三男)

BF団最高幹部の1人で、超能力(神仙力?)を持っている。当時としてはかなり凝ったメイクで恐かった・・・OVA版GRの十傑集の原型かな。

スパイダー(丹羽又三郎)・・・・BF団初代日本支部長。
ブラックダイヤ(室田日出男)・・・・BF団2代目日本支部長
レッドコブラ(三重街恒二)・・・・BF団3代目日本支部長。足がマシンガン!
音楽担当:山下毅雄
といってもマニア以外は名も知るまい。しかしアニメ界では「スーパージェッター」の頃から多数作曲している大御所なのだ。「ルパン三世(第1作)」「ガンバの冒険」の音楽担当と言えばその素晴らしさがわかってもらえるのではないだろうか?そうそう「大岡越前」のあの恐い?メロディも彼なんです。口笛とスキャットを必ずBGMに使うんですよ。しかも、そのメロディがまた美しくて1度聞くと忘れる事が出来ないのです。もちろんこの実写版GRでも最終回に美しい口笛のメロディが・・・・当時沢山の作品があったにもかかわらずこのGRだけがなぜか印象に残っているというあなた!それは彼の音楽のせいなのですよ!
ナレーター:千葉耕市 他

≪放映リスト≫

タイトル(放映時)
登場した怪獣、宇宙人 放映日 備   考
1 大海獣ダコラー ダコラー S42,10/11 タコといいつつタコじゃないところがすごかった。
2 大魔球グローバー グローバー 10/18 多分これがOVA版巨大怪球の原型かも。
3 宇宙植物サタンローズ サタンローズ 10/25 なかなか他では見られないデザインの怪獣。
4 妖獣ライゴン ライゴン 11/1 まぁ普通の怪獣。
5 巨腕ガンガー ガンガー 11/8 巨大な手。なんと「禿げ山の一夜」と共に登場!これを上回るほどインパクト強い敵の登場はなかなかお目にかかれません!
6 忍者怪獣ドロゴン ドロゴン 11/15 技が忍者なだけで・・・
7 敵は怪獣イカゲラス イカゲラス 11/22 ロボの腕が溶けた!あれはびっくりしたよ。
8 両面怪獣ダブリオンの挑戦 ダブリオン 11/29 この怪獣のアイディアは現在でも使われる・・・
9 電流怪獣スパーキィ スパーキィ 12/6 ロボの怪獣ってネーミングがいいよなぁ
10 改造人間 ライゴンII 12/13 早くも怪獣の使いまわしがはじまる。
11 恐怖の人喰い砂 ダコラーII 12/20 しかも2週連続・・・
12 合成怪獣アンバラン アンバラン 12/27 合成怪獣といいつつ名前がアンバラン・・・って失敗作なのかよ!
13 悪魔の眼ガンモンス ガンモンス S43,1/3 巨大な目玉。こいつもインパクト大きかった〜
14 怪獣鉄の牙 アイアンパワー 1/10 あーどんな奴だっけ思い出せない〜くやしい!
15 冷凍怪獣アイスラー アイスラー 1/17 見た目はガメラに登場するジャイガータイプ。冷凍怪獣って例外なく強いんだよね。
16 怪ロボットGR2 GR2 1/24 ロボット同士の格闘戦とは!ガンダムもびっくり。
17 赤富士ダムを破壊せよ サタンローズII 1/29
18 謎の諜報員X7 ガンガーII 2/5
19 アンドロメダ宇宙人メトロスリー GR2 II 2/12 人気が高かったらしく早くも再登場
20 SOSジャイアントロボ グローバーII 2/19
21 ミイラ怪人 ドロゴンII 2/26
22 殺人兵器カラミティ カラミティ、スパーキィII 3/4 カラミティはなぜ動かなかったのか?未だ謎。
(もしかして中に入る人がいなかったのか?)
23 宇宙妖怪博士ゲルマ 人造人間U7 3/11 それはないだろってくらい嘘臭い人造人間でした
24 細菌虫ヒドラゾーン ヒドラゾーン、
アイスラーII
3/18 この細菌虫ってアイディアすごいよね。印象的な回でした。エヴァがパクってましたけど。
25 宇宙吸血鬼 吸血鬼ドラキュラン 3/25 お約束の十字架でお陀仏。
26 ギロチン最後の日 ガンモンスII、
イカゲラスII、
アイスラーIII
4/1 泣きました・・・
 この表でおわかりのようにジャイアントロボは放映回数が全26本と通常の子供番組に比べ異常に少ない。このため日本全国で夏休み冬休み特別企画として再放送される事が多かった。青森県でも朝の再放送の定番はこのジャイアントロボだった。「またかよ〜」と思いつつも何度も何度も見たっけ。もしかしたらウルトラマンよりも仮面ライダーよりも今の自分に大きく影響を与えたのはジャイアントロボなのかもしれないなぁとこの年になって思ったりする。